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マイナンバー制度を考える

制度の導入で私たちの暮らしの何が変わる・・・メリットは?デメリットは?プライバシーは大丈夫?様々な側面から考えます

マイナンバー法、改正案の採決が当面は見送り。これを機会に、一層の議論を・・・

政府自民党がおそらくは全く予想していなかった事態で政治日程が大きく変わろうとしている。一つは有事法制に関して学識経験者から指摘された憲法違反の一言、もう一つは日本年金機構の個人情報漏洩の大失態だ。

 有事法制に関しては、筆者はあくまで反対の立場でいるのだが本ブログのテーマではないし、議論をし始めるのはかなり難しいと思っているのでここでは触れないことにします。

日本年金機構の個人情報漏洩については、新聞やテレビの報道を見たり聞いたりする限りにおいては、相当お粗末な対応であったようだ。
定められている運用規定を守ることなく、例えばパスワード設定していなかった・・・とか、ですね。恐らくは、日ごろの多忙な業務の中で「コレ位はいいだろう・・・」みたいな、気の緩みもあったんでしょうねぇ・・・。

今回の騒動により10月1日からの「マイナンバーの通知」が延期となる可能性は、今後もよほどのことがない限りないでしょう。

ただ、このことをきっかけに今まで知名度も低く、総じて国民の関心が低いと言われてきた「マイナンバー法」に、より多くの人が関心を持つ契機となって欲しいと願っています。

審議先送りになったかマイナンバー法の改正点は、預貯金、特定健診のデータをはじめ、戸籍、旅券、自動車登録、診療情報などに対象を拡大していく事が骨子だったのです。
今回の騒動さえなければ、順調に政府の考え通りに2017年のマイナポータル開始とタイミングをあわせて「原則として生涯変わらない1つの番号に、たくさんの個人情報がぶら下がっていく」ことになる予定でした。
今回の騒動により、その日程は見直されることになった訳です。

国の財政事情とか、税負担公平の原則を貫くために、分野別の番号で個人情報を管理すること自体は否定されるような事ではないと思います。ただ、今回のような情報流出事件のあった時に被害を最小限に抑えるためには、必要に応じて分野別の番号を個別・限定的に結び付ける方式を探ったほうが良いだろうと思います。
また、必要以上のプライバシー情報を国家に管理されたくないと!