マイナンバー制度を考える

制度の導入で私たちの暮らしの何が変わる・・・メリットは?デメリットは?プライバシーは大丈夫?様々な側面から考えます

マイナンバー「法人番号」は、社会保険料徴収強化の切り札?!

マイナンバー制度導入の目的は、税や社会保障を巡る「公正な給付と負担の確保」が、その一つに挙げられる。

個人番号の付番と共に、来年1月より法人に対して「法人番号」も導入される。

今回の法人番号導入により、「社会保険(厚生年金、健康保険)」への加入促進と支払を免れている企業への支払い督促は厳しさを増すことになりそうだ。

法人番号に国税庁日本年金機構のデータが結びつけば、社会保険に未加入の事業所はより簡単に見つけ出すことが出来てしまう。
所得税源泉徴収していながら、日本年金機構のデータにない事業所なら、社会保険事務所に未払いの可能性が高いと、すぐに判る訳だ。

エコノミスト(9/5)』=~特集・マイナンバーがやって来る!~には、その予兆(?)として、今春ある事業者に送った社会保険(厚生年金、健康保険)加入を促す文言を掲載していた。

「厚生年金保険・健康保険制度への加入について」と題した文書で、
「立ち入り検査を実施した場合は、確認できた範囲で最大2年間遡っての加入となります」、「その場合は、24ヶ月の保険料が一挙に発生し、まとめてお支払いただくこととなります」―――。

途轍もなく冷酷な宣言に聞こえてくるようなのだが、高利貸の取立てではない。多くの企業はこれらの社会保険料を支払ってきたのだ。
法律に定められたコストとしての「社会保険料」が納められない法人は失格と言うことなのだろう。

 

週刊エコノミスト 2015年 9/15号 [雑誌]

週刊エコノミスト 2015年 9/15号 [雑誌]

 

 

日々の暮らしへの影響だとか、セキュリティーやプライバシー問題への言及も有り 、これ一冊あれば概要が良く理解できようかと云う一冊。オススメします。