マイナンバー制度を考える

制度の導入で私たちの暮らしの何が変わる・・・メリットは?デメリットは?プライバシーは大丈夫?様々な側面から考えます

「マイナンバーカード」、商店街活性化のツールとして活用できるか?

 総務省によると、2月9日現在のマイナンバーカードの申請件数は820万件と公表。

政府側の予想を上回る数字らしく、手元に到着するには3ヶ月くらい待たないといけないらしい。

さて、このマイナンバーカードにポイントカード機能を付加するための検討会に関する情報が公開されていた。

itpro.nikkeibp.co.jp

地域の商店街のポイントカードとして活用する「マイキープラットフォームによる地域活性化方策検討会」の第1回会合

 とのこと。本年1月上旬に高市大臣のポイントカード機能付与の具体化への第一段階と思えるが、既存の企業のポイントカードを組み込む話ではなく、第一のテーマは「商店街」の活性化を目的とする・・・ようだ。

 

昭和30年代のポイント制(...のようなもの・・・)の記憶

筆者が小学生の頃、戦後の混乱も収まり高度成長への入り口に差しかかり始めた頃だった。もうとっくに亡くなってしまった母親が、近くの市場で買い物の際につり銭と共に切手のような雰囲気のクーポン券をもらう。そして、それをA4三つ折り程度の台紙に貼り、一定数に達すると何やら景品がもらえるらしかった。母親だけの楽しみにしていたのか、家族で分け合うような楽しみだったかは不明。何時も楽しそうな表情でクーポン券を台紙に貼っていたような記憶がある。
IT時代のポイント制は「クーポン券を台紙に貼付」・・・ではなく、POSレジを使って様々な情報と共に記憶させてしまう。この度の報道にある検討会のテーマは、商店街の買い物で「マイナンバーカードにポイント貯め」て、それを商店街の活性化に・・・というものだ。

 

身の回りのポイント制を眺めて見れば・・・

ネットショッピングの隆盛もあって顧客の囲い込みのためのポイント制として、多くの企業が熱心に取り組んでいるのは周知の事実。ひと昔前と違って、大量データの蓄積により顧客の購買行動の把握に繋がる訳だからポイントカードを持たせることに励む訳だ。

 

ただ、このようなIT技術を使ったポイント制が隆盛の時代にあって、大手の企業であっても、パッケージにプリントされているクーポン券を切り取り台紙に貼っての景品プレゼント(某コーヒーメーカー、某副食品メーカー)や、購入金額に応じてクーポン券を渡す某大手インストアベーカリー等、アナログ的なサービスを頑なに(?)続けているところもある。

この台紙に貼るクーポンって、「あともう少しで・・・」景品がもらえる!・・・ みたいな視覚的な楽しさ面白さがあるように思える。一家の台所を預かる主婦のささやかな楽しみの一つとも言えそうだ。日々の商店街での買い物の楽しさはこんなところにも潜んでいるような気がする。

マイナンバーカードにポイントを書きこむなんてのは、どうも「木で鼻をくくる」よ~なもんで、「商店街の買い物」に似つかわしくないような思いもありますが・・・。如何なもんでしょうか?