マイナンバー制度を考える

制度の導入で私たちの暮らしの何が変わる・・・メリットは?デメリットは?プライバシーは大丈夫?様々な側面から考えます

マイナンバー制度、マイキーくんに出番はあるの?

国民の皆さまに公的個人認証サービスに親しみを感じていただけるよう、公的個人認証制度の根幹をなす"鍵"を確実・誠実に守る忠犬の姿をイメージして、当省職員がデザインしたものです。

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以上、総務省ホームページより引用

総務省|マイナンバー制度とマイナンバーカード|公的個人認証サービスによる電子証明書

マイキーとはどんなものか?

マイナンバーカードのマイキー部分(ICチップの空きスペースと公的個人認 証の部分で、国や地方自治体といった公的機関だけでなく、民間でも活用でき るもの)を活用する計画が色々と考えられています。

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例えば、マイナンバーカードを公共施設や商店街などに係る各種 サービスを呼び出す共通の手段とするための共通情報基盤をマイキープラッ トフォームと呼んでいます。

ポイント機能付与の計画も、この「マイキープラットフォーム」の使用が前提です。


冒頭の「マイキーくん」は、これらの公的個人認証サービスの広報的役割をするためのキャラクターマークなのですね。

 

マイナンバーカードに搭載の機能なのにマイナンバーは使いません

さて、このマイキープラットフォーム構想ですが、使用にあたっては以下の四点が原則として明示されています。

  • マイナンバー法で規定された、税・社会保障・災害にしか使えないマイナン バーの部分とは無関係であること。
  • マイキーIDは、希望する者が自ら作成できるものとすること。
  •  マイナンバーカードやマイキープラットフォームには、マイキーIDを搭載する が、図書の貸出し履歴や物品の購入履歴等の情報は保有できないこと。
  • マイキーの行政窓口や店頭での活用においては、カードリーダを利用し、行政窓口職員や店員等にはカードを手渡すことはないこと。

     

上記の四項目を参照する限り、例えば「ポイントカード機能」を想定してみた場合、カード自体には履歴は保有されないことのようだし、サービス窓口の担当者に「手渡す」必要も無い・・・、と説明されています。

http://www.soumu.go.jp/main_content/000399523.pdf

 ↑上記のPDF書類には、この「マイキープラットフォーム」機能の詳しい説明が掲載されています。

mynumberseido.hatenadiary.jp

 

ホントに必要?

マイナンバー制度への賛否は別にして、例えば「公平な税負担を目標」としたり、「医療、年金など社会保障分野での効率的な活用」だったり、「災害時の緊急措置のため」だったりとかがこの制度のスタート地点ですよね。

その実現のための「マイナンバー(カード)」なのに、しかも大事な番号だから他人の目には触れないようにして下さいと案内しているのに、平生から持ち歩く必要のあるような機能を何故、持ち込むのでしょうか? とっても、不思議です。

先々、具体的には2018年から段階的運用、2020年には本格運用と、この「マイキープラットフォーム」をつかった健康保険証機能を持たせることがほぼ決まっています。すでに厚生労働省ではかなり具体的な構想を練っています。
(付記;医療等の分野では医師会の反対もあって「マイナンバー」は使用しません。マイナンバーカードの公的個人認証機能を使います。つまり、マイキープラットフォーム機能を使って保険資格確認等をすることにしました)

 

この2020年頃には「マイナンバーの民間利用」も始まっていたりして(?)、機能満載の「マイナンバーカード」の出来あがり!となっているのでしょうか?
(注;マイナンバーの民間利用は今から3年後に検討予定だけど・・・)

 

「身分証明書」だとか「健康保険証」が一体になったものって必要性は否定しないけれど、こんな大事なカードをお買い物に行くときにまで持ち歩きます?