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マイナンバー制度を考える

制度の導入で私たちの暮らしの何が変わる・・・メリットは?デメリットは?プライバシーは大丈夫?様々な側面から考えます

マイナンバーカード発行遅延のトラブル、責任の所在は?

その他 個人への影響や対応など

JLIS(地方公共団体情報システム機構)が一連の経緯説明と謝罪があったことで一応の区切りがついたかのように見えます。

mynumberseido.hatenadiary.jp

 また、総務大臣も昨日の記者会見でカード発行の円滑化を図るために自治体への後押しを表明。以下、高市総務大臣のコメント(4/28 11:28発表 サンケイ新聞電子版掲載)

交付の迅速化のため5月中に自治体の交付事務に関するマニュアルを作成して配布する考えを明らかにした。高市総務相は「人口の多い都市部でも遅れているところと進んでいるところがある。そうした自治体などから話を聞いてまとめたい」

筆者は これを聞いて唖然としました。こんな小手先のことが問題の本質なのかいなぁ・・・? ってね。
また、下記のようにも述べています。

カード交付業務そのものについては「市区町村業務で、(カード発行を担う)J-LIS(ジェイリス、地方公共団体情報システム機構)も地方共同法人なので、ガバナンスや人事に総務省は権限を持っていない」

 これも実に結構なコメントである。

じゃぁ・・・誰がもしくはどこが「ガンバナンスや人事に関する権限」を持っているんだろう?そんな思いに駆られていたら、下記の新聞報道がありました。

 

「重い総務省の責任」と指摘のサンケイ新聞

www.sankei.com


発行遅延のトラブルの原因は、住基ネットの中継サーバーを活かそうとしたことによることが原因なことは間違いなさそうだ。「現代ビジネス」(4/24付け)の記事と併読すると、よく理解できる。

 

gendai.ismedia.jp

システム障害の最大の原因となっているのは、「住基ネット中継サーバー」の不具合のようなのだ。この「中継サーバー」は、マイナンバー管理業務サーバーと の間で、カードの暗号化・復号化を担っている。つまり、住基ネットを活かそうとしたために、システム障害を起こしてしまったのだ。

 (上記「現代ビジネス」より引用)

 

さて、サンケイ新聞(4/27付け)の記事にもどります。

機構は1月22日、中継サーバーのシステム障害を受け「契約上の望んだ機能がない」と納品した情報通信会社に水面下で抗議している。機構は、この時点で選定企業にシステム構築・運用の能力がなかったことや自らの選定ミスを認めていた

 との指摘があります。 また、記者はこのようにも書いています。

秘匿性の高いカード発行を独占する機構は、省庁のように情報公開制度の対象になっておらず、責任が問われるはずの今春の役員人事では処分や引責辞任はなかった。無責任体質を放置した所管官庁、総務省の責任は重い。

 この指摘と冒頭に引用した高市総務大臣のコメント「...(一部省略)ガバナンスや人事に総務省は権限を持っていない」を照合すると事態は鮮やかに見えてきませんか?

大臣は官僚の意のまま?

まぁ、システム全体の問題よりも自治体窓口でうまく工夫してできるだけ早くカードを渡しましょう・・・知恵を集めてマニュアルを作りしょう・・・ってなレベルの問題にすり替えてしまう大臣さん

 カシコイねぇ~