マイナンバー制度を考える

制度の導入で私たちの暮らしの何が変わる・・・メリットは?デメリットは?プライバシーは大丈夫?様々な側面から考えます

「マイナンバー」、漏えいの怖さは、詐欺よりも「名寄せ」によるプライバシー情報の流失

マイナンバーの漏えいだけで、あらゆる個人情報が漏えいしてしまうという事はありません。

仮にこのブログをお読みの方が他人の12桁の番号を知っていたとしましょう。

例えば、新規に銀行口座を開設すると仮定し、この他人のマイナンバーを使うとしましょう。

通知カードもしくはマイナンバーカードなどによる「番号確認」と、運転免許証など写真付き身分証で「身元確認」を義務付けてなりすましを防いでいます。
つまりマイナンバーだけでは本人だと確認できません。
マイナンバーだけでは、税金の還付や銀行口座を開設することにも使えないのです。
マイナンバーだけの漏えいは大きな問題には至りません。

itpro.nikkeibp.co.jp

もっとも怖いのはマイナンバーと他の個人情報が結びついた時

ある企業からマイナンバーが漏洩したとしよう。マイナンバーが書かれた書面が扶養控除等申告書であれば、家族構成や勤務先、住所、所得額が書かれている。もし金融機関から株式や投資信託などの証券取引のデータが漏洩し、そこにマイナンバーが含まれていれば、簡単にマッチングできてしまう。(上記It Proの記事より引用)

 
そして、別のところで漏れた個人データが連鎖的に結び付けられてしまいます。結局、マイナンバーと言う「識別子」で一個人のプライバシー情報が第三者にさらされてしまうことになります。

勿論、このようなことが起こり得ないようにシステム運営上やマイナンバーを扱うに人たちには多くの法的規制を設けてはあります。

しかしながらこれらの規制をくぐり抜けて「名寄せ」が行われてしまう可能性は、まったく「ゼロ」と誰か断言できはしないでしょう。

マイナンバー制度に関する正しい知識と、「マイナンバー」が第三者に漏れないような管理を日ごろから行っておく必要があるのは言うまでも無いことでしょう。